競売の流れ

ここでは、家が競売にかけられるとはどのような状態なのか、また、具体的な競売の流れついて説明しています。

競売の流れを止める唯一の方法とは

家が競売にかけられるということは、住宅ローンの滞納により、あなたに支払い能力がないと見なされたということ。これ以後は分割支払いが認められず、滞納額と残りの返済額を一括で支払わなくてはいけません。そこで、家が競売にかけられるのです。

競売は裁判所の権限により強制的に行われますので、せっかく買ったマイホームでも、住み続けることはできません。

しかし、家が競売にかけられた場合でも、今までと変わらず住み続ける手段が一つだけあります。それが「任意売却」です

競売の入札が開始するまでに任意売却が成立すれば、家を手放さずに済む可能性があります。また、家を売ることになったとしても、競売よりもはるかに有利な結果になることが多いのです。

家が競売にかけられたというのであれば、すぐに任意売却の選択をしてください。早ければ早いほど、家に住み続けられる可能性は高いでしょう。

当サイトでは任意売却に実績のある業者を紹介していますので、参考にしてください。

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競売決定から立ち退きまで、その流れとは?

これらの競売の流れについて、債務者が交渉できる余地はありません。すべてが裁判所の決定に基づき、粛々と進行していきます。

もしも、少しでも有利な条件を引き出したいのであれば、迷わず任意売却を選択すべきです。

競売までの流れは以下の通りです。時系列に沿って解説していきたいと思います。

【1】債権者(抵当権者)による競売申し立て

債権者により、競売対象物件を管轄する裁判所に競売の申し立てを行います。

【2】競売開始の決定

裁判所によって不動産の競売が開始される旨が宣言されます。

【3】差押え手続き

競売開始の決定に準じて、裁判所から管轄法務局に対して対象の不動産の登記簿に「差押」の登記が委託され、法務局によって手続きが行われます。また債務者の元へ裁判所から「競売開始決定の通知」が発送されます。

【4】執行官による現状調査

裁判所より執行官が競売対象物件を訪問し、物件の現況や占有者の状況などの調査と写真撮影を行い、現況調査報告書が作成されます。

【5】評価書の作成

裁判所から選任された不動産鑑定士などが評価人として競売対象物件の評価額を調査し、評価書を作成し裁判所に提出します。

【6】物件明細書の作成

裁判所によって、競売対象物件に関する明細書が作成されます。
競売後も買受人がそのまま引き継がなければならない賃借権などがあるか、地上権が成立するか、などの情報が記載されます。

【7】売却基準価額と競売入札期間の通知 

裁判所が評価書をもとに定めた売却基準価額と、入札期間、改札期日を通知。
裁判所や新聞、インターネットなどで公告されます。所定の期間中(通常で8日間程度)に入札者を募ります。

【8】開札および売却許可決定

入札の結果を受け、競売落札者からの入金確認後、裁判所から競売落札の額と意義の有無について通知がなされます(執行抗告と言います)。

【9】所有権の移転

物件の所有権が債務者から落札者に移ります。この後に債務者が立ち退きを拒めば、不法占拠者とみなされ強制執行の対象となります。

【10】債権者からの未回収分の債務請求

競売落札後、各債権者に配当額が決定されます。配当額が債権額に満たない場合は、支払い請求の通知があります。
債権がサービサー(債権回収会社)へ譲渡された場合は、その旨の通知と、サービサーからの支払い請求があります。