任意売却とは

住宅ローンの滞納や支払い困難に直面した際、債務者が行うべきである任意売却のという手段について、概要や条件などを解説していきたいと思います。

住宅ローン滞納時に行うべき「任意売却」その内容とは?

結論から先に述べてしまいましょう。

任意売却とは、読んで字のごとく、住宅ローンが払えない状況に陥ってしまった際に、債務者が自らの意思で自宅を売りに出すという行為を指します。

逆に、借り入れ先の金融機関からの督促などに対して何も自発的な対応をせず放置すると、裁判所によって執行される競売へと進むことになるのです。

つまり、住宅ローンを滞納してしまった場合に、自発的行動を取って経済的なダメージを軽減することが「任意売却」何もせずにより大きなダメージを受けてしまうのが「競売」ということになります。

どちらを選ぶべきか、言うまでもないでしょう。

とは言え、実際にそのような事態に直面した場合、多くの方は自責の念やご家族に対する後ろめたさ、あるいは自暴自棄な心理状態に陥ってしまい、なかなか自発的な行動を取れないという方も多いことでしょう。

なかには、住宅ローンを滞納してしまっていることを、奥様やお子さんに言い出せずに悶々としているという方も少なくないかもしれません。

ちなみに、直木賞を受賞し映画化もされた宮部みゆきさんの推理小説『理由』は、まさに住宅ローン滞納をきっかけに、不可解な殺人事件が起こるというお話しです。

この住宅ローン滞納を起こした登場人物が「任意売却」を行なっていれば、この殺人事件は起こらなかったはずなのです。

いささか例えが極端になりましたが、要は、住宅ローン滞納に直面した場合は、気持ちを切り替えて、任意売却の手段に迅速に進むことが重要なのです。

では、任意売却を選ぶことで、競売に比べ具体的にどのようなメリットや違いがあるのでしょうか?

一番大きな違いとしては、競売では愛着あるご自宅が市場価格よりも低い値段で買い叩かれてしまうのに対し、任意売却ならばより市場価格に近い値段で売却することができるという点になります。

また競売では強制執行となり、退去時期や残債の交渉の余地はないのに対し、任意売却ならば、交渉の余地が生まれます。より詳しくは「競売との違い」および「任意売却のメリット」のページでより詳しくご紹介しています。

一方、任意売却の難点としては債務者の一存では行えず、債権者や保証人の同意が必要な点があり、また債務者個人ですべてを行うことは困難という現実があります。

そこで重要になってくるのが、専門家への依頼です。

任意売却は基本的に債務者が用意しなければならない費用はなく、業者への成功報酬というカタチになります。

また面倒な各種の交渉なども依頼者に代わり行なってくれます。とは言え、この業界には、いわゆる悪徳業者も少なからず存在します。

そのため、業者選びは大変重要になっていきます。そこで本サイトではオススメできる不動産会社をリストアップしていますので、業者選びの参考としてみてください。